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資料掲載を拒否された全学運営会議資料の文面

 私は某学部の学部長であり、全学運営会議には出席義務がある。2015年10月22日の全学運営会議で私が学部報告として文書で提出したが、資料への掲載を拒否された。その拒否された文面が以下である。

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全学運営会議(10/22) 報告事項

第15回国立大学法人17大学人文系学部長会議 10/8~10/9

 松本において、信州大学人文学部を幹事校として上記会議が開催された。

主たる知見

1) 文系学部の削減を求めた文科相通知に対する抗議声明を採択した。

2) 昨年度から今年度にかけて行なわれていた多くの大学の改組の申請が決着に近づいた感がある。大勢として、現状に限りなく近い改組案で文科省の了解が得られるように見受けられた。

3) 文科省側の唯一の強い関心は、学科数を少なく抑えることであった。

4) クォーター制を全学で採用する事例はまだなく、人文系学部の範囲では消極的だった。次年度ないし次々年度に導入を決めている大学が2校あったが、その中身はまだ検討中だった。既に実施した大学は教養教育のみでの導入であり、導入後の教員・学生からの評判は悪かった。

5) 事務の一元化をしたと回答していた大学がいくつかあったが、いずれも学務事務は一元化の対象ではないとのことだった。学務を一元化したことがある大学が1校あったが、学長がすぐに戻したとのことだった。
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 17大学の学部長会議の報告は昨年度も全学運営会議で文書で出しており、昨年度の場合は問題なく掲載されている。今年も同様に要点を上記のように認め、そのまま文書で出すように学部の事務方(支援室)にお願いした。報告は口頭でするものだと事務方は言うが、昨年度も行っており、文書で出すのが正確であるので、構わないのでそのまま出すようにお願いした。事務方としては、あえて学長の方針に逆らうような文面を出さない方がよいという配慮があったかも知れない。しかしもうすぐ辞める私は、言うだけのことは言いたいという気持ちが強かった。
 その全学運営会議のある当日、全学の総務課はその文面は出さないという回答をしてきた、と私は事務方から聞かされた。「検閲をしているつもりか」といって私は腹を立てた。口頭でいうように事務方は勧めてくれたが、「拒否されたものは拒否されたというだけだ」と私は答えた。
 全学運営会議に出てみると、私の報告は資料無しの「口頭」になっている。学長が私に報告を求めたので「文書で出したが掲載されなかった」と答えた。事情を存ぜぬ学長は「何の手違いか?」と総務課に聞く。総務課は、用紙で書く場所が違うので載せなかった、と答える。昨年も出しているのに何をぬかすか、と私は思った。学長から口頭で報告するよう私は言われたが、「紙に書いて出したものは覚えていない」と答えた。
 会議が終わってから後ろにいるウチの事務長に、用紙の書き方が違うなんてことがあるのか、と聞いてみる。さあ?と事務長は答える。違っていても文章が書いてあるのだから、これを出すのでよいかと、馬鹿でなければ聞くだろう。
 総務課の誰かが「手違いで」と言いに来たが、「もうよい。あったことはそのまま議事録に残してくれ」とだけ答えた。

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