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地味な展開のときの悪い予感

 調べることがあってウチの大学のホームページに入った。見ているうちに、ウチの大学の計画のページを眺めることになった。2つの計画が載っている。1つが平成25年から30年にかけての基盤強化のプランであり、2つ目が平成28年度から33年度にかけて、つまり第3期中期計画期間にわたる機能強化の取り組み(全体パッケージ)である。以前、この両方をずいぶんと眺めていたものであるが、間を置いてあらためて目にすると感じるところはある。むろんここでは論評しない。
 この両方とも、当事者の考えは別にして、外目には新たな何かに踏み込むプランではない。だから、その計画がうまくいこうがいくまいが、目立った展開があったと外目に感じさせるものにはならない。実際の経過を考えても、第3期中期の期間はウチの大学は、鳴かず飛ばずと言わぬまでも、地味な展開になるだろう。
 地味で悪いという訳ではない。その間に英気を養って次に備えようと考えればよいのである。大学の構成員にとってはハッピィかも知れない。そうポジティヴに考えておこう。
 ではあるが、悪い予感もないではない。

 まあなんというか、経営者というのは、暇だと余計なことをするじゃないですか。さしたる展開ができないときにできることといったら、まあ、内部の組織いじりとか、規則いじりとか。そういうものって、右にあるものを左に移すようなもので、やらなければそれで済むのですが、暇だと理屈をつけてやろうするじゃないですか。自己の存在をかけて。それでまたいろいろ、弄り回しが始まるのではないか、という心配もあります。
 組織いじりといえば、強いところはいじれないので、弱いところが弄り回される宿命にあるのが常ですよね。右に行ったり左に持っていかれたり、名称が何度も変わったり、と。傍から見ていると、玩具にされているようでかわいそうですけれどね。
 一番困るのは基幹的な作業のやり方を変えられることですな。それまで一定のやり方を前提に蓄積してきた経験を、また最初から手探りで蓄積しないといけない。なんでそんなことで時間を使わないといけないの。だから今、いろんなところで仕事が止まっていますよね。
 役員の方は自分の代のことしか考えないでしょうが、下々の者は役員が変わるとまた変えられてしまう訳ですよ。彼らの自己満足のレガシー作りに、なんで付き合わないといけないの、という感じですな。
 そんなくだらないことに付き合わせるんだっから、外回りして金取ってきてよ、というのが下々の本音であります。

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